ごわごわした気持ちの捨て場所

発達障害者の遺言、黄色のシャツが嫌い

偽善者は近くの人をいつも傷つける

灯台下暗し、偽善者の子供は孤独。
照らされる光は遠くを照らし、
灯台の子は暗闇の中の悪意を感じながら怯えて過ごす。

区切りなく、真っ暗な世界では自分の認識もままならず、周りの悪意が自分のものなのではないかと自分にさえも怯えるようになる。

灯台の子は自分の足元から先がどうなっているのかも知らない。ただ遠くだけを照らす灯台は、いくら食料が有り余ってようと、暖かな布団があろうと、自分のことを照らしてはくれない。

灯台が照らす海がどれだけ綺麗でも、灯台の下には人々の捨てたゴミがあり、そこに住む子はそのゴミで怪我をすることもある。

灯台は海を優しく見守るかもしれないが、灯台の下の子供は遠くを見つめる灯台を、憎そうに、恋しそうに見つめた。