ごわごわした気持ちの捨て場所

発達障害者の遺言、黄色のシャツが嫌い

子供の頃から植え付けられたポジティブへの脅迫概念

子供の頃から朝に放送されるアニメや夕方放送される子供向けアニメを見て過ごしてきました。親が手を離せないときはビデオでアンパンマンを再生。

そのアニメの中では積極的であること、失敗を恐れないこと、友達を作ることが「いいこと」と語られるのです。

加えて親がネガティブ人間なので子供にはポジティブでアクティブ、フレンドリーになって欲しいというメッセージを日常に盛り込んでくる上で、神経質で効率を求める、加えて他人の目を気にする親でした。ようするに過保護なのです。
私は人前で失敗することを怖がり人といるのがおっくうな親のように根暗な人間になりました。

そんな私を見て親が、私が明るかったら貴方も明るくなったのかなと呟いてくるわけなんですが元々子供の頃にディズニーのあらゆる刺激に驚き泣き続けるような物静かな環境の方が合う人間だった上にあまりに出会いの運がないのか地雷を踏み続け人嫌いになり、むしろポジティブであることを求められるたびにモヤモヤした心境になるようになったのです。

小学校高学年頃にはポジティブでないし何やっても下手な私は嫌われて当然という感覚がありました。

自己啓発本を見るたびに自己否定に包まれる私にはポジティブシンキングな言葉=うつ、イライラする言葉になりました。

ポジティブアレルギーというよりポジティブノイローゼなのかもしれませんね。